どうもヤスです!
今回は海水の状態を平常に保つために必要な要素の1つ、pHの測定をしたいと思います。
今回は『レッドシー社 pH測定テストキット』を使用して測ってみたいと思います。レッドシー社はマリンアクアリウムメーカーの大手ということもあって、この会社のテストキットを使用している方は多いようです。
では測定手順とその使用感の感想をお伝えしたいと思います!
① 海水の採取
水槽の中から海水を5ml測りとってください。
付属で注射器のようなものが入っていますので、それで測りとってください。それを付属の瓶のなかに入れましょう。
② 試薬の添加
pH測定試薬を海水を入れた瓶のなかに 3滴入れてください。力を入れすぎると大量に出てきてしまいますので注意が必要です。
③ 待機
試薬を入れたのち、10秒間振ってください。ある程度強めにふらないと混ざりませんので、しっかりと蓋をしてふりましょう。
④ pH測定
最後に検査紙を使って瓶の中の液体の色と検査紙の色を見比べて、pHを測定してください。
今回私の海水は約8.0でした! 基本的には厳しく見て8.0以上、8.6以下であれば問題ないと言われています。
⑤ 考察
もし極端にpHが低い場合は硝酸塩などの栄養塩が溜まっていることが原因として考えられますので、もしpHが低い場合は水換えをしてください。もしそれでも8近くにならない場合は、以下の方法を試してあげてください。
リバースシリーズの使用
リバース商品はpHを安定させる効果があります。
粒状のろ過層に設置するものと、液状のものの2種類があります。もし即効性を求めるのであれば、液状タイプがオススメですが持続性がありませんので、粒状のものも合わせて設置することをオススメします。
ライブシーのpH調整剤
粉状の薬品で、pHバッファーと呼ばれているものです。
水に溶かして海水内に入れるだけですので非常にお手軽ですし、効果も高いですので是非試してください。pHを上げるだけの効果で言えばリバースよりも高いと思います。
ただしこの商品も持続性はありませんので、リバースの顆粒タイプを合わせて導入するようにしましょう。
おわりに
さてさて今回は久しぶりにpH測定を行ってみました。
今回使用したレッドシー社のpH測定テストキットは簡単に測定でき、待ち時間も少ないためとてもオススメです。やっぱりアクアリウム用品大手の商品は安定感が違いますね。pH試薬をお持ちでない方は是非この商品の購入してみてください!