サンゴ岩との違いは?ライブロックの正体と役割!コケの掃除の仕方まで!





どうもヤスです!

今回はマリンアクアリウムに使われている岩、ライブロックについてお話したいと思います!

ライブロックとは簡単に言ってしまえば、岩〝のような″ ものです。ただしそこらへんに落ちている岩とは違い、海でしかとれない非常に重要な役割をもった特殊な岩なんです。

それではその重要性をチェックしていきましょう!



 

ライブロックとは

一見ただの岩に見えるその姿。しかしその正体は『死んでサンゴの表面に生き物がたくさん繁殖した命の塊』だったんです!

私も初めて知ったときビックリしました!『ライブロックは買うと高いからそこらへんの石を拾って入れればいいか!』なんて考えていた過去の自分を怒りたいですね(笑)

 

 

ライブロックの役割


そんな命がたくさん詰まったライブロックの重要な役割をお話したいと思います。

そこらへんの石にできなくてライブロックにできることで一番大きな差、それはろ過です!

以前ろ過についてご紹介した記事で紹介した3種類のろ過のうちの生物ろ過と同じ機能を持っています。

ライブロックの表面は多孔質になっており、生物ろ材と同様凹凸のある構造になっています。そこにはたくさんのバクテリアが住んでいるため、ライブロックを入れておくだけで生物ろ過同様に海水をキレイにする役割を持っているんです。

水槽立ち上げ初期には特にライブロックのこの効果は大きく、スピーディーに水槽を立ち上げるために非常に役に立ちます。これから水槽を立ち上げる際は是非ライブロックを設置してあげてください!



 

 

ライブロックと生物ろ材の違い


役割はほぼ一緒で、海水に含まれる有害な物質を分解してくれます。

ではどんな違いがあるのかというと、それは最初からバクテリアが住んでいるかどうかという違いです。

バクテリアについてはこちらをご覧ください。

 

生物ろ材は海水に入れる前は当然のことながらバクテリアは住んでいません。

一方ライブロックは海からとってきたものをそのまま売っていることがほとんどですので、入れる前から豊富なバクテリアが住み着いています

そのため水槽立ち上げ当初にライブロックを入れておけば短期間で水槽を安定させることができるのです。

ろ過能力 ろ過即効性 価格
ライブロック
生物ろ材 ×

 

 

 

ライブロックとサンゴ岩の違い


ライブロックは様々な生命が付着している命の塊なのに対し、サンゴ岩はライブロックに似せて作ったカルシウム質の人工岩です。

つまりサンゴ岩にはバクテリアは住み着いていないため、ろ過能力を期待できません

ただしサンゴ岩はライブロックに比べて安価で手に入り、サンゴ岩の主成分でもあるカルシウムが海水に溶け出すため水槽内のpHの安定させることができます。

それではまとめてみましょう!

ろ過能力 海再現度 値段 pH安定性
ライブロック
サンゴ岩

 

 

 

ライブロックの必要量

水槽を立ち上げる時にライブロックを入れる理由は先ほどお話をした通り、導入する事でより早く環境を安定させる事ができるという事です。

では次にライブロックをどれくらいの量入れたらいいのかお話しましょう。

必要量は水槽の大きさによって異なりますので、水槽の大きさごとに見てみましょう!

  必要量  
  30cm水槽   2kg
60cm水槽 5kg
90cm水槽 10kg

これよりも多くても問題ありませんが、あんまり多くても魚の泳ぐスペースが少なくなってしまいますので入れすぎには注意が必要です!

 

 

ライブロックの値段

ネットとアクアリウムショップどちらでも購入が可能です!

ちなみにライブロックはkg単位で量り売りされることが多く、重さによって店員さんが金額を調整してくれます。それではその1kg単位の値段を見てみましょう。

ネット購入 1,500円(1kg単位)
 アクアリウムショップ購入  1,800円(1kg単位)

値段はさほど変わらないですね。
持って帰ることも考えると、ネット購入の方がオススメかもしれません。

 

 

ライブロックの掃除

ライブロックも海水と同様、時間がたてば汚れていきます。

茶ゴケや緑ゴケが表面に生えてきたら掃除をしましょう。まずはライブロックに必要な道具をご紹介しますのでご用意してください。

 

必要器具   使用方法  
ブラシ 擦りとり
バケツ 海水作成
  人工海水の素   海水作成
温度計 海水作成
比重計 海水作成

 

①海水の作成

ライブロックを洗う時、絶対に水道水で洗ってはいけません。

水道水で洗ってしまうとせっかく表面に繁殖したバクテリアが死んでしまいますので、洗う時も必ず海水を使うようにしましょう。

ライブロックを洗う際にオススメなのが、合わせて水換えをする事です。水換えをする時にライブロックを洗えば、くみあげた海水を使うことで海水を節約できますのでオススメとてもオススメです。

 

②汚れを落とす

比重と温度を合わせた海水を作ったら、その中にライブロックを投入してください。

海水の中でライブロックの表面についた汚れをブラシを使って落としてください。たわしなどで強く洗ってしまうと表面についているバクテリアまで落ちてしまいますので歯ブラシで優しく洗いましょう。

 

③掃除完了!!!

お疲れさまでした!

今回洗い方を紹介しておいてなんですが、ライブロックはあんまり洗い過ぎないようにしましょう。表面に付いているバクテリアも落ちてしまいますので初めの頃は1ヶ月に1回、落ち着いてきたら半年に1回で十分です。



 

 

ライブロックの注意点

こんなにいいところだらけのライブロックにも実は注意が必要です。

繰り返しになりますがライブロックには、様々な生き物が付着しており、その中にはアクアリウムに害をなす生物もいます。もしそれらの生物を見つけた時は速やかに取り除くようにしましょう。

 

カニ&シャコ

カニはサンゴを傷つけますし、シャコは魚に攻撃をすることがあります。これらを見かけた時はかわいそうですが取り除くか、オーバーフロー水槽を使用している方はろ過層で飼ってあげてください。

 

セイタカイソギンチャク

通称カーリーといいます。

この生き物は見た目はイソギンチャクにそっくりですが、他のサンゴやイソギンチャクに接触させてしまうと高確率でそのサンゴたちは死んでしまいます。

さらに取り除き方にも注意が必要です。ちぎって取り除くとその残りの部分から再生してきます。取り除く方法でオススメなのはペパーミントシュリンプというエビを入れることです。

ペパーミントシュリンプはカーリーが大好物ですのであっという間に食べて処理してくれます。カーリーを退治する最もオススメな方法です。

ペパーミントシュリンプについてはこちらをご覧ください。

 

ウミケムシ

そのまんま海版の毛虫です。見た目はゲジゲジのような姿をしています。魚が触れてしまうと病気になってしまうことがありますので、見つけたら取り除きましょう。

取り除く時は素手で触ってはいけません。ピンセットなどで取り除きましょう。

 

 

おわりに

さて今回は命の岩、ライブロックについてお話しました!いかがでしたか!

ライブロックは今回ご紹介したろ材としての役割以外にも、海水魚を飼育した時の住処になったり、大きな海水魚から逃げるための隠れ家にもなります。

ライブロックは水槽立ち上げ当初から最後まで役に立ってくれる非常に重要な役割を持つものなので、マリンアクアリウムを始める際は必ず購入するようにしましょう!

 









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