どうもヤスです!
デートやご家族で出かける人気スポットとして有名なのが水族館!その水族館で飼育されている海水魚を見て『こんな海水魚を家で飼育したい!』と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか!
でも海水魚飼育をするためには何を購入したらいいの?という方がほとんどだと思います。今回はこれから海水魚を飼育したいと思っている方に向けて『最低限必要な道具』を紹介したいと思います!
今回紹介する道具は海水魚を始めるために必要最低限なものですので、基本的には全て揃えていただく必要があります!今回の記事を参考にお気に入りの商品を揃えてくださいね!
水槽

これを買わないと飼育できません!魚の家になる大切な道具です。
水槽は大きければ大きいほど海水魚は病気にもなりにくく、水質も安定します。ただし大きければ大きいほどメンテナンスや設置場所を考えるのが大変になりますので、初めて購入する場合は60cm規格の水槽がオススメです。
基本的には飼いたい魚の量や大きさに合わせて選ぶとよいと思います。水槽の選び方についてはこちらの記事をご覧ください!
フィルター

汚れた海水をきれいにするために必要な道具です。
このフィルターが設置されていないと亜硝酸やアンモニアなどの有害物質が蓄積してしまい、海水はどんどん汚れていってしまいます。
海水魚は淡水魚とは異なり水質悪化に弱い種が多いですので、常に水質をきれいにして保っておかないとすぐに海水魚は死んでしまいます。必ずフィルターは設置するようにしましょう。
フィルターは水槽の大きさや飼育する海水魚の数によって選ぶといいでしょう。
上部フィルター、外部フィルター、オーバーフロー等、様々種類があり、設置するために他の道具も必要になります。また合わせてろ材についてもチェックすることをオススメします!
ヒーター

海水の温度を一定の温度よりも下がらないように調節してくれる優れものです。
海水魚の多くは25℃が飼育に適温とされ、これよりも温度が下がっても上がっても海水魚には悪影響を与えます。
23℃くらいまでであれば耐えることもできますが、皆さんもご存知の通り冬場の水温は一桁は当たり前ですよね。そんな環境では海水魚は生きられません。なので海水魚を元気に育てるためには常に25℃の水温を維持することが不可欠で、その温度に保ってくれるのがこのヒーターです。
ただし水温を上昇させることはできますが、冷却ことはできませんのでご注意ください。冷却するためにはクーラーが必要なのでそちらもご確認ください。
ヒーターも水槽の大きさに合わせて購入するものなので、水槽の大きさに応じたワット数を購入してください。
底砂

水槽の底面に敷く砂です!
底砂には様々な重要な役割がありますが、使用せずに海水魚を飼育する方も中にはいます。ただし海水魚を初めて飼育する方には底砂を使用することをオススメします。
底砂には嫌気性バクテリアの住処にもなり、蓄積した硝酸塩を分解してくれる機能があります。さらにライブロックを設置する場合には、厚めに敷くことでしっかりと固定することができますので、底砂の使用をオススメします。
また種類によっては光を当てた時の色合いや、砂の粒の大きさが異なりますので、お好みで選んでください!
照明

海水魚をきれいに照らすための道具です!
海水魚の美しい姿を見るためには専用の照明が必要です。ブルー系の照明を使用しないと海水魚もきれいに干渉することができません。
またずっと真っ暗だと魚のストレスになりますので必ず設置してあげてください。逆にずっとつけっぱなしもよくありませんので、1日8〜10時間を目安に点灯するようにしましょう。
蛍光灯、LED、メタハラなど、照明にはいくつかタイプがありますので、水槽や飼育する生体に合わせて購入してください!
人工海水の素

海水魚の命の源の海水を作るための道具です。
自然界では海水魚は海で生息していますが、飼育するために海から海水を毎回採ってくるのは難しいですよね。なので開発されたのがこの人工的に海水を作り出すことのできる『人工海水の素』です。
この人工海水の素にはただ食塩が入っているのではなく、海水魚が生きていくうえで必要な栄養分がたくさん入っています。なので決して食塩で代用をしようとしないでくださいね!
また、商品によって含まれている栄養素に違いがありますので、海水魚をメインで飼育するのか、またはサンゴをメインで飼育するのかで使い分けるとよいかと思います。
エサ

言うまでもありませんが、魚のご飯です!
様々なアクアリウムメーカーから販売されており、海水魚の嗜好性や食性に合わせてたくさんの種類の餌が販売されています。栄養面もバッチリで、海水魚が元気に生きるために必要不可欠な栄養素を豊富に含んでいます。
そのため魚の種類によって好むエサが異なりますので、購入する際は注意しましょう。せっかく海水魚を買ったのにエサを食べない!なんてことになるとせっかく購入したエサも無駄になってしまいますからね!
そういった間違いを起こしたくない方は、その魚を買ったショップで与えられていたエサと同じものを購入することをオススメします。そうすれば他のエサに比べて食いつきはよくなりますよ!
ライブロック

自然の海から採取してきた石のようなものです。
ただしそこらへんに落ちている石と同じではなく、サンゴの死骸によってできている特殊なものなんです!
ライブロックには大量のバクテリアが住み着いており、水槽内に入れることでそのバクテリアが有害物質を分解してくれるため、水質を安定させる効果があります。
特に水槽立ち上げの際にこのライブロックがあるのとないのでは、かなり立ち上がりのスピードに差が出てきますので、小さなものでもいいので入れることをオススメします!
クーラー

ヒーターとは逆で、海水の温度を下げる効果を持つ道具です!
夏場には水温は30℃以上にまで上がることもあり、海水魚は病気や体調不良になりやすくなってしまいます。
予算に余裕があればぜひ買って頂きたいですが、ヒーターに比べてかなり値段が高いのが難点です。余裕がなければ安価なファンでもとりあえず代用できますので、とりあえず温度を下げるような道具をせっちするようにしましょう。
ただし大型魚やサンゴを飼育する場合は必須ですので、優先的に購入することをオススメします!
エアーレーション

酸素を海水内に送り込む装置です。魚とバクテリアへの酸素補給になります。
海水内に酸素が不足すると海水魚や貝類などは元気がなくなり、最悪死んでしまいます。またバクテリアも酸素が不足していると活動量が落ちてしまうので、ろ過能力にも影響が出てしまいます。
魚の量や育てる環境によっては必要なかったりしますが、外部フィルターなどを使用する際は酸素不足になりがちですので、できれば設置することをオススメします。
おわりに
さてさて、今回は海水魚飼育を始めるにあたって最低限必要な道具を紹介しました!
ひとつひとついいものを揃えれば揃えるほど値段は高くなります。もしこれから買い揃えようと考えている方は、ショップに売っている海水魚立ち上げセットを購入してもいいかもしれません。
このセットはマリンアクアリウムを始めるにあたって必須な用具を比較的安価で手に入れることができます。ただしセットの商品はあまり高機能を備えているものではありませんので、できればしっかりとお金を貯めて、いい商品を購入できるようになってから始めるのが理想的です!