ハナガササンゴの飼育方法!【餌・水流・水質・光・毒・通販】





どうもヤスです。

今回はハードコーラルのLPSの一種『ハナガササンゴ』についてお話をしたいと思います。

ハナガササンゴは長期的な飼育が非常に難しい種とされているのはご存知でしょうか。もっても半年くらいといわれているこの種ですが、最近では比較的長期的に飼育されているケースも報告が上がってきています。

ハナガササンゴを長期飼育する上で大切なことはのちほどご紹介を致しますが、初めてサンゴを飼育する方にとっては注意すべき点が多いため、あまりオススメはしません。ある程度サンゴ飼育になれて水質が安定してきたと思ったら飼育するようにした方が良いと思います。


 

ハナガササンゴの分類

ハナガササンゴはハードコーラルの中のLPSと呼ばれる区分に分類されます。

ハードコーラルはポリプによって形成された骨格にポリプが住み着いたサンゴを言います。

ハードコーラルには2種類あり、ポリプの大きさによって分別され、骨格に比べてポリプが大きいものを『LPS』、小さいものを『SPS』と区分します。

SPSはポリプの住む骨格が大きいため、非常に大量の栄養分を必要とします。

ハードコーラルの主な栄養摂取方法は褐虫藻の光合成によるものなので、たくさん光合成をできるように強い光を与える必要があります

それに対してLPSはSPSに比べると骨格も小さいため、そこまで大量の養分を必要としませんので、光もある程度の強さで飼育可能です。サンゴについての詳しい説明はこちらをご覧ください。

 

ハナガササンゴの購入・値段

ハナガササンゴはネットまたはアクアリウムショップで購入することができます。

ハードコーラルはソフトコーラルに比べ、水質環境の変化や水質悪化などの飼育環境の変化に敏感で影響を受けやすい種です。

ハナガササンゴは水質変化に弱いため、輸送中に弱ってしまうことがあります。

短期的な目で見るとあまり影響がないとはいえ、長期的に飼育をするのであれば万全を期すに越したことはありませんので、できればショップ購入をした方が良いでしょう。

値段は以下の通りになります。

ネット購入 2,500~4,000円
ショップ購入 3,500~6,000円

ハナガササンゴは個体の大きさや色合いによって値段が変わります。

サンゴの中では比較的リーズナブルなお値段なので購入はしやすいかとは思いますが、先程もお話をした通り、飼育難易度が高いのでサンゴ飼育になれている方以外は避けるようにした方が良いと思います。

購入時はポリプがしっかり開いている個体を選び、茎部分が細くなってしまっている個体は絶対に避けるようにしましょう。


 

 

ハナガササンゴの飼育環境


ではハナガササンゴの好む飼育環境について確認をしてみましょう!

 

水質耐性

水質変化には敏感な種です。

ハードコーラルはソフトコーラルに比べ、水質変化には弱い種がほとんどです。

SPSに比べればLPSはまだ丈夫な方ですが、個体差がありますので水質についてはかなり注意を払う必要があります。

ハナガササンゴは水質変化には敏感な種です。

ハナガササンゴには『ロングポリプ』と『ショートポリプ』タイプがあり、ショートポリプはロングポリプよりも水質に敏感な傾向があります。

ハナガササンゴ飼育には生物ろ過での有害物質処理だけではなく、物理ろ過での大きなゴミを取り除くことも非常に重要になってきます。硝酸塩もできれば10ppm以下に抑えられるようにしましょう。

外部フィルターでも対応は難しくありませんが、混泳させる生体によってはろ過不足になってしまう可能性もありますので、できればオーバーフロー水槽での飼育をオススメします。

 

光の強さ

ハードコーラルなので、栄養は光合成によって得ます。

ハードコーラルは骨格をもつサンゴなので、その骨格を維持するためたくさんの栄養が必要になります。そのためにはたくさん光合成をおこなう必要があるため、強い光を当てる必要があります。

ショートポリプの場合はロングポリプよりも強い光を好む傾向があるようですが、光についてはあまりシビアに考える必要はないかと思います。特にロングポリプの場合はLEDでも飼育することができますので、対応光量は幅広いかと思います。

 

水流の強さ

強い水流は好みません

ただし強すぎてもいけません。ロングポリプに比べるとショートポリプの方が水流にシビアな印象ですが、いづれにせよ水流については非常に敏感な部分がありますので注意が必要です。

理想をいえば、ポリプの触手が軽く揺れる程度の水流がベストだといわれています。ポリプが大きくたなびくような水流だと強すぎますので、そういった場合は水流を弱めるようにしましょう。

 

給餌の必要性

給餌は必須です。

先程もお話をしましたが、ハナガササンゴは長期飼育が難しい種とされています。そんなハナガササンゴを長期飼育するために最も大切な要素は『』だといわれています。

光合成で栄養を得るのはもちろんですが、ポリプが非常に大きいため、そのポリプを維持するためにはより多くの栄養が必要です。

あげる餌は『ブラインシュリンプ』または『コペポーダ』がオススメです。すでにポリプが開いていなかったり、細く弱っている場合は毎日少しずつ上記で紹介した生エサをあげるようにしてください。エサを食べてくれるようであればまだ回復の余地はあると私は思います。

また海水に含まれる微量元素にも気を配りましょう。ハナガササンゴはフッ素などの微量元素にも気を配る必要があります。エサは食べているのに全然回復をしない、という場合はこの微量元素の枯渇が原因の可能性が高いです。

ハナガササンゴを飼育する場合は多くの方から支持される『エクストリームXパートB』を使用しましょう。この添加剤にはストロンチウムやヨウ素もしっかり含まれていますので、水槽内の栄養を補給する役割はピカイチです。

ただしカルシウムやマグネシウムなどは含まれていませんので、カルシウムリアクターなどを使用して補給や維持をするようにしてください。

また添加剤を付与するときはプロテインスキマーは止めるようにしましょう。プロテインスキマーは水槽内のタンパク質だけでなく、必要成分も除去してしまいますので、添加してから半日くらいはプロテインスキマーは停止させるようにしましょう。

 

飼育環境まとめ

ではハナガササンゴの飼育環境についてまとめたいと思います。

項目  弱ーーーーーーーー強
水質耐性  □□■■■□□□□
光の強さ  □□■■■■□□
水流の強さ  □■■□□□□□□
給餌の必要性  □□■■■□□□□□
飼育難易度  □□■■□□□

 

カラーバリエーション

非常に多くの色があります。

レッド、グリーン、パープル、ブルーやクリアーな個体など、様々あります。

様々な色がありますので、現在の水槽内のサンゴの色と合わせるような形で選ぶとよいかもしれません。


 

毒性

毒は比較的強いようです

注意すべきはハナガササンゴよりも毒が強い個体については、接触をしてしまうとその毒にやられてしまう可能性があることです。置くときはスペースには余裕をもって設置をしましょう。

毒性についてはこちらをご覧ください。

 

海水魚との相性

チョウチョウウオとの混泳は避けましょう。

これらの種の魚はハナガササンゴをエサして食べてしまうことが多いので、注意が必要です。

ハギやヤッコ類との混泳は比較的問題なくできますが、ヤッコ類についてはつついてしまうこともありますので、ヤッコを購入する際は店員の方に確認をしてから購入するのが良いかもしれません。

上記以外の種類の魚であれば問題なく共存してくれますので、問題ないかと思います。

 

温度

適温は24℃~28℃です。

海水魚と混泳をさせる場合は25℃に設定することをオススメします。高温にも比較的耐えてくれる種ではありますが、いい影響はありませんので、できるだけ25℃前後で水温を保つようにしましょう。

 

 

おわりに

さてさて今回はハードコーラルの中のLPSの一種、ハナガササンゴについてお話をしました!

繰り返しにはなりますが、ハナガササンゴは初心者の方にとっては飼育は難しい種とされています。

購入当初は元気でも半年たつとポリプが小さくなってしまい、結果☆になってしまうという報告をいくつも聞いています。

長期的に飼育をするのであれば、頻繁に水質をチェックし、硝酸塩などが溜まっていないか調べるようにしましょう。給餌も必須ですので、今回ご紹介した餌や添加剤などをしっかり揃えたうえで飼育をするようにしましょう。










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