海道河童とQQ1を徹底比較!外掛け式プロテインスキマーの効果とは!





どうもヤスです!

今回はプロテインスキマーについてお話ししたいと思います!

以前もプロテインスキマーについて紹介した記事を書きましたが、今回はその中でも外掛け式のプロテインスキマーをピックアップして紹介したいと思います!

今回は外掛け式プロテインスキマーの中でも昔から人気の高い『海道河童』と新発売の『QQ1』を徹底比較したいと思います。

商品比較に入る前に、まずはプロテインスキマーの効果や種類について簡単に復習していきましょう!



 

プロテインスキマーとは?

プロテインスキマーとはその名の通り、たんぱく質(プロテイン)を除去(スキーム)ための道具です。

ご存知の通り、海水魚を飼育していると必ず発生してしまうのがアンモニアなどの有害物質です。これらの有害物質は残り餌や海水魚の糞が原因で発生します。まずは下の図をご覧ください!

 

通常の生物ろ過の場合は餌の残りや魚のフンが原因で汚れの素になるタンパク質が生成され、それを生物ろ材に住んでいるバクテリアが無害な硝酸塩まで分解して、最終的に底砂に住む嫌気性バクテリアがその硝酸塩を窒素に分解し、空気中へ放出するという流れです。

しかし生物ろ過の能力が不足していると、有害物質はどんどん蓄積してしまい、最終的にそれが原因で海水魚は死んでしまいます。

なので海水魚を複数飼育する場合は高い生物ろ過の能力が求められるわけです。

プロテインスキマーはそのろ過の過程で発生するたんぱく質を直接取り除くことで、発生する有害物質の量を大幅に減らし、生物ろ過の手助けをしてくれるわけです。下の図を見てください!

 

プロテインスキマー設置によって得られる効果は、有害物質の除去だけではなく色々なメリットをもたらしてくれます。

細かい泡を発生させることでエアレーションの効果も期待できますし、水の黄ばみや匂いも取り除いてくれます。いいことづくしですね!

ただしプロテインスキマーはプランクトンやカルシウム、マグネシウムなどの微量元素も漉しとってしまうので、サンゴなどを飼育する場合は添加剤を入れてあげるといいでしょう。

プロテインスキマー設置による効果
☑️ 有害物質の除去
☑️ フィルター負担の軽減
☑️ 苔の発生抑制
☑️ 水の黄ばみや匂いの抑制
☑️ エアレーション効果

 

 

プロテインスキマーの種類

プロテインスキマーには主に『エアーリフト式』と『ベンチュリー式』の2種類があります。

この2つは細かい泡を発生させる機能自体は一緒ですが、発生させる構造や効果が異なります。

どう違うのでしょうか?基本的な違いをご紹介していきましょう!

 

エアーリフト式

エアーリフト式はウッドストーンを使用して細かい泡を発生させ、その泡に不純物を吸着させて泡ごと上昇させ、上部で漉しとります。

メリットは初期費用が安く入手しやすいことや、音が静かな点、設置や調節がやりやすい点が挙げられます。

デメリットはベンチュリー式に比べると性能が劣るため、大型の水槽には能力不足になってしまう可能性があります。

また定期的なメンテナンスが必要で、ウッドストーンも数ヶ月に1回交換しなければなりません。

エアーリフト式のメリットデメリット
メリット
☑️ 安価
☑️ 静音
☑️ 設置・調整簡単
デメリット
☑️ 対応可能水槽規格に限界あり
☑️ メンテナンスが大変

 

ベンチュリー式

ポンプ内のインペラーで空気をかき混ぜながら細かい泡を乱流状に発生させることで、微細な泡を長く水中で撹拌させますのでより多くの汚れを付着させることができます

メリットは非常に高いたんぱく質除去能力を持ち、サンゴを飼育するための清潔な環境も作り出すことができます。

デメリットは非常に高価で、駆動音が大きいものが多いため、音が気になってしまうことがあります。また大型のものが多いので設置場所に困ることもあります。

ベンチュリー式のメリットデメリット
メリット
☑️ 高機能
☑️ サンゴ飼育に最適
デメリット
☑️ 高価
☑️ 駆動音がうるさい
☑️ 設置場所に困る



 

 

海道河童について


さて前置きが長くなりましたが、ここからは海道河童とQQ1の比較をしていきたいと思います!

海道河童はマリンアクアリウムをしている方なら一度は聞いたことがあるであろう非常に有名な商品で、効果も高いことで人気のある商品です。

では海道河童について紹介していきましょう!

 

海道河童の構造

海堂河童の見た目は外掛け式のフィルターにプロテインスキマーが合体した見た目をしています。

その見た目通り、フィルターとプロテインスキマーの両方の機能を持つため、コストパフォーマンスに優れています。

 

プロテインスキマーの種類

エアーリフト式です。

ウッドストーンを使用して泡を発生させるため、定期的なメンテナンスとウッドストーンの交換が必要になります。

しっかりと効果を発揮してくれるのは経験的に60cm規格の水槽までな気がします。

60cm規格の水槽でも海水魚とサンゴを飼育する場合は力不足になってしまう可能性が高いです。

 

海道河童の価格

海道河童の価格はなんと4,500円です!

同じエアーリフト式のマメスキマーと比べても約半分のお値段なので、非常にリーズナブルですよね。エアーリフト式のプロテインスキマーならこれに決まり!という方が多いのは納得の値段です。

海水魚を飼育するだけであれば十分効果は期待できますので、この値段は非常にありがたい!

 

駆動音の大きさ

非常に静かです。

海道河童に耳を近づけると、ブーッという音が聞こえてくるレベルですので、寝室などに置いても気にならないと思います。

 

まとめ

最後に海道河童についてまとめたいと思います。

プロテインスキマーの種類 エアーリフト式
価格 4,500円
騒音
メンテナンス頻度 多い
たんぱく質除去能力
対応可能水槽 〜60cm
その他能力 物理ろ過

 

 

QQ1について


QQ1はつい先日発売されたばかりのプロテインスキマーで、有名なアクアリウムメーカーのゼンスイから発売されています。

外掛け式なので内部式のプロテインスキマーに比べると機能的に劣りますが、それでもエアーリフト式のプロテインスキマーに比べると、機能面は圧倒的です

 

QQ1の構造

シンプルなプロテインスキマーですので、海道河童と異なりフィルターとしての効果はありません。

そのため大きなゴミを取り除いたりすることはできませんので、別途フィルターを設置する必要があります。

 

プロテインスキマーの種類

ベンチュリー式です。

今まで外掛け式のベンチュリー式プロテインスキマーといえば、レッドシーから販売されていたプリズムスキマーでした。

しかしは音が非常に大きく、どうしてもリビングや寝室に置いてしまうと気になってしまうという意見が多い商品でした。

しかし今回のQQ1は吸気音を抑えるサイレンサーがついておりますので、ある程度音を抑えることができます。

 

QQ1の価格

QQ1の価格は20,000円です。

海道河童と比べてしまうとかなり高く感じるかと思いますが、ベンチュリー式のプロテインスキマーは平均価格50,000円くらいなので、それに比べると圧倒的に安いんです。

外掛け式のプロテインスキマーにもかかわらず、高いたんぱく質除去能力を持っていてこの価格で入手できるのは非常にお買い得だと思います。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ゼンスイ エターナルナノスキマー QQ1 外掛式プロテインスキマー 関東当日便
価格:19400円(税込、送料無料) (2017/6/28時点)

 

まとめ

最後にQQ1についてまとめたいと思います。

プロテインスキマーの種類 ベンチュリー式
価格 2,0000円
騒音
メンテナンス頻度 少ない
たんぱく質除去能力
対応可能水槽 〜90cm
その他能力



 

 

おわりに

さて今回はプロテインスキマーの効果と外掛け式のプロテインスキマー2種類を比較しました!

60cm規格以下の水槽でプロテインスキマーを設置する場合は、外掛け式で機能的に十分足りると思います。ただしサンゴを飼育する場合はその限りではありません。

サンゴメインで飼育する場合はできれば内部式のプロテインスキマーを設置したほうがいいと思います。海水魚をほとんど飼育せずに45cm規格以下の水槽でサンゴを飼育する場合はQQ1でも大丈夫だと思います。

もし不安な方はタンパク質除去マットも合わせて使用するといいかもしれません!










関連記事

  1. 海水魚やサンゴを綺麗に撮影!コーラルレンズの効果を検証!

  2. 餌の種類や好みの違いは?海水魚飼育にオススメのエサ!

  3. 海水魚飼育に水流ポンプは必要なのか?1週間設置してみて変わった海水魚の…

  4. 【海水魚】物理ろ過と生物ろ過の違いは?オススメのフィルターの種類や特徴…

  5. 海水魚の白点病に大効果!?殺菌灯について!

  6. pH測定!Red Seaテストキットを使った結果と感想!

  7. 海水魚専門の自動給餌器をセットして実際に使ってみた

  8. 海水魚飼育に必須!水槽にいるバクテリアの機能とその種類!

人気記事

  1. 病気・治療法

    海水魚の白点病に大効果!オキシドールの使い方!
  2. 用品・製品

    初心者必見!失敗しないろ材の順番!
  3. マリンアクアリウムの基本

    【必読】これから海水魚飼育を始めたい方はまずこち…
  4. マリンアクアリウムの基本

    【ベスト10】海水魚人気ランキング2019!オス…