ロングテンタクルアネモネの飼育方法!【餌・水流・水質・光・毒・クマノミ】





どうもヤスです!

今回はイソギンチャクの中でも不思議な見た目の『ロングテンタクルアネモネ』についてお話をしたいと思います。

ロングテンタクルアネモネは触手が長く、細いのが特徴です。また触手の密度が薄いため、触手の根元がよく見えるのが特徴です。

ロングテンタクルアネモネは砂の中に潜り、底面や砂の中のライブロックに活着することが多く、あまり移動しないため、移動しすぎて他のサンゴなどに迷惑をかけることは比較的少ないです。



 

ロングテンタクルアネモネについて

ロングテンタクルアネモネは長細いタイプの触手を持つイソギンチャクで、比較的丈夫な部類に入る飼いやすい種類です。

ロングテンタクルアネモネは好みの水流や光に調整することが若干難しいため、サンゴイソギンチャクよりかは飼育難易度は高いです。サンゴイソギンチャクなどでイソギンチャクの飼育に慣れている方は、ロングテンタクルアネモネの飼育にチャレンジしてみるのもいいと思います。

カラーバリエーションは比較的多く、褐色や白、柄模様を持つ個体など複数種類が存在します。入荷量は非常に多いですので、ショップに行って直接好みの個体を選ぶといいかもしれません。

 

 

ロングテンタクルアネモネの購入・値段

ロングテンタクルアネモネはネットまたはアクアリウムショップで購入することができます。

ロングテンタクルアネモネは比較的丈夫な種ですが、サンゴイソギンチャクほどではありませんので、できればショップをオススメします。

ロングテンタクルアネモネは入荷してくる個体のほとんどがインドネシアやマニラなどの外国産のもので、入荷する個体の多くがあまり状態のよくない個体です。ロングテンタクルアネモネは砂の中に生息し、剥がすのにさほど苦労しないため、薬を使用しないで採取することもあるため、元気な個体は元気なようです。

値段は以下の通りになります。

ネット購入 2,500~4,000円
ショップ購入 3,500~6,500円

イソギンチャクの中では平均的な価格の種です。

個体の大きさや産地によって価格が異なり、小さいものは安価なものが多いです。購入する際はその個体の状態を確認するようにしましょう。口が開きっぱなしの個体や、触手が縮んでしまっている個体は避け、店員さんに聞いて元気な個体を購入するようにしましょう。



 

ロングテンタクルアネモネの飼育環境

ロングテンタクルアネモネの好む飼育環境について確認をしてみましょう!

 

水質耐性

比較的丈夫な種です。

ただし飼育環境はオーバーフロー水槽での飼育が基本になります。あまり海水魚を飼育しないのであれば、外部フィルターでも問題なく飼育することができます。

ただし硝酸塩の蓄積には注意が必要です。そのためプロテインスキマーは必須だと思ってください。できれば内部式プロテインスキマーの設置が理想ですが、難しければマメスキマーとタンパク質除去マットを合わせて使用する形でも飼育はできます。

ロングテンタクルアネモネの場合は栄養塩が溜まり過ぎると、褐虫藻が増えすぎてしまい体色が暗い褐色に変化してしまいます。綺麗な体色のまま飼育したいのであれば栄養塩は出来る限り少なくするようにしましょう。

60cm以下の水槽であればギリギリマメスキマーだけでも飼育できると思いますが、その際は海水魚は1〜2匹程度に抑え、2週間に1回は水換えをするようにしましょう。

 

光の強さ

光はLED照明で十分飼育可能です。

ただしできれば20W前後のLEDを2灯ほど用意するといいでしょう。色はブルーとホワイトの2色のものがオススメです。

メタハラでも飼育飼育することは可能ですが、ロングテンタクルアネモネの位置によっては強すぎてストレスになってしまうこともありますので注意しましょう。蛍光灯の場合は20Wのブルー、ホワイト系のものを2〜4灯をが理想的です。

 

水流の強さ

水流をランダムに起こすようにしましょう

強い水流はストレスになってしまうことが多いです。触手全体が軽く揺れる程度の波を起こせるように水流ポンプをセットしましょう。またロングテンタクルアネモネは活着力が弱いため、あまりにも水流が強いとはがれてしまうため注意しましょう。

大型のイソギンチャクは水流が原因で弱ってしまうことが非常に多いです。全体的にしっかりと揺れるように水流を設定しないとストレスを感じてしまい、弱ってしまうことが非常に多いです。

ロングテンタクルアネモネの場合は、底砂の中で活着し動かなくなるまでは出来るだけ水流は弱くすることをオススメします。水流が強いと砂の中で移動してしまって活着させたい場所から動いてしまいます。

水流の作り方についてはこちらをご覧ください!

 

給餌の必要性

基本的には与える必要はありません

イソギンチャクは体内に褐虫藻を飼育しており、褐虫藻が光合成で得るエネルギーを利用して生きています。そのため光が適切な強さであれば餌はあげる必要はありません。

触手が縮んで戻らない場合は、栄養が足りていないことが原因の場合が多いですので、その際は光を強くするなど工夫をしてみましょう。それでも戻らない場合はエビやアサリのむき身などを細かく刻んで与えるようにするといいでしょう。

ただし成長に必須なビタミン剤などは与えた方がいいでしょう。

飼育環境まとめ

ではロングテンタクルアネモネの飼育環境についてまとめたいと思います。

項目  弱ーーーーーーーー強
水質耐性  □□□■■■□□
光の強さ  □□□■■■■■
水流の強さ  □■■□□□□□□
給餌の必要性  □□□□□□□□□
飼育難易度  □□□■■■□□

 

 

ロングテンタクルアネモネの移動

イソギンチャクの中ではあまり動き回らない種です。

ロングテンタクルアネモネは底砂の中で活着するため、一回しっかりと活着したらあまり動かない種です。しっかりと活着させるためには活着するまで極力主流は弱めに設定をして、動かなくなったら水流を再開するようにするといいでしょう。

ロングテンタクルアネモネの好みの場所は底砂やガラス面です。基本的には水槽内で設置する場所として、比較的空間に余裕のある底砂の上に置くといいでしょう。理想を言えば底砂の中にライブロックを設置して砂の中でライブロックに活着してもらえるようにしましょう。

 

 

毒性

毒はあまり強くありません

そのためハタゴイソギンチャクやイボハタゴイソギンチャクのような毒性の強いイソギンチャクとの接触には注意しましょう。接触してしまうと毒性の弱いサンゴイソギンチャクは死んでしまいますので、接触しないように設置場所を選ぶようにしましょう。



 

クマノミとの相性


サンゴイソギンチャクと相性のいいクマノミは、ベーシックなクマノミです。

カクレクマノミはあまり入ってくれません。カクレクマノミとの共生が見たいのであれば、ハタゴイソギンチャクなどがオススメです。

クマノミとロングテンタクルアネモネは相性が良く、高い確率で共生してくれますが、個体によっては共生してくれない個体もいます。共生が見たい場合は、店員さんに聞いて共生できるクマノミを購入するようにしましょう。

 

 

温度

適温は25℃~29℃です。

イソギンチャクは海水魚に比べて高温を好む傾向があります。外国産のイソギンチャクは29℃近くになっても元気にしていることが多く、むしろ低温よりも元気に開いていることが多いです。

国産のイソギンチャクは外国産のイソギンチャクほど高い水温は好まず、25〜27℃くらいの水温を好む傾向があります。

そのため夏場の高温にも比較的耐えることができますが、冬場の低温には体調を崩してしまうことが非常に多いですので、ヒーターは必ず設置するようにしましょう。

 

 

おわりに

さてさて今回はロングテンタクルアネモネについてお話をしました!

ロングテンタクルアネモネは丈夫で高温にも耐えられる種のため、1〜2週間くらい水槽で元気に飼育できているのであれば、サンゴイソギンチャク同様に長期飼育することができます。

もしロングテンタクルアネモネを飼育するのであれば、飼育環境を整えて栄養塩を出来るだけ少なくし、光や水流をその個体の好みに合わせられるようにしてくださいね!










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