どうもヤスです!
今回は真っ黄色の綺麗な体色が特徴の『ヘラルドヤッコ』をご紹介したいと思います。
ヘラルドヤッコはヤッコ類の中では非常に丈夫で餌付きやすい種のため、初心者の方でも比較的簡単に飼育することのできる種です。
見た目はレモンピールエンゼルに似ていますが、ヘラルドヤッコには目元のブルーの発色がないのがレモンピールエンゼルとの違いです。
ヘラルドヤッコはサンゴをつついてしまうタイプのヤッコですので、リーフタンクでの飼育は避けるようにしましょう。
ヘラルドヤッコの購入
ネットまたはアクリアリウムショップどちらでも購入ができます!
ヘラルドヤッコは丈夫な種なのでネット購入でも問題ないと思います。
ただし購入する際は必ず餌付いているかどうかを確認してください。ヘラルドヤッコは導入初期だけ注意する必要があり、慣れるまではエサを食べないこともよくありますので、しっかりと餌付いている個体を選ぶようにしましょう。
ヘラルドヤッコの値段
ネット購入とショップ購入の値段を調べてみましょう!
ネット購入 | 980円 |
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ショップ購入 | 1,800円 |
ヤッコにしては非常に安価だと思います。
見た目が非常に似ているレモンピールエンゼルは6,000円前後の価格なのに対して、ヘラルドヤッコはその1/6くらいの価格です。
もし黄色の体色のヤッコを飼育したくてレモンピールエンゼルを購入しようとしている方は、ヘラルドヤッコのほうが安価なのでオススメですよ!
水温・水質
最も好む温度は25℃です。
ヘラルドヤッコは比較的丈夫ではありますが、あまりにも水温変化や水質変化が激しいと白点病やトリコディナ病などにかかってしまいます。特に水槽への導入初期は注意が必要です。
導入初期に水質が悪いと、エサを食べずに死んでしまう可能性がありますので常に最高の環境で飼育するようにしましょう。
水槽の大きさ
最低でも45cmの水槽を用意するようにしましょう。
最大で体長が8cm以上になるため、他の海水魚と混泳させる場合は45cmでも小さいと思います。ヘラルドヤッコと他の小型海水魚が2~3匹程度であれば45cmでも問題ありませんが、ナンヨウハギなどの比較的身体の大きい海水魚や4匹以上の海水魚を混泳させる場合は60cm以上の水槽を用意しましょう。
混泳
他種混泳
ヘラルドヤッコはヤッコの中では性格的には若干強いかな、といったイメージです。
そのため身体が小さな海水魚や性格のおとなしい海水魚を追い回してしまったりすることもよくあります。デバスズメダイやクマノミ系はあまりいじめませんが、ルリスズメや同じ体色を持つ海水魚はいじめられやすかったりします。
またヘラルドヤッコは若干神経質な種のため、大型の海水魚と混泳させる場合も注意が必要です。大型種と混泳させる場合はヘラルドヤッコが水槽の環境に慣れてから混泳させるのがいいでしょう。
混泳する場合はライブロックなどをたくさん組んで隠れられる場所を作ってあげることが大切です。
同種混泳
基本的には複数飼育はNGな種です。
ヘラルドヤッコはヤッコ類のため、複数飼育をすると必ずと言っていいほど喧嘩をします。
ヤッコ類の混泳はヤッコの飼育になれている人を除き、基本的には避けたほうがいいと思います。もし混泳をさせるのであればライブロックを利用し隠れられる場所を作ることと、90cm以上の水槽で飼育することが大切です。
ヤッコを混泳させる場合に考慮しなければならないことは非常に多いため、ヤッコ飼育に比較的慣れた方は挑戦してみてもいいかもしれません。
ヤッコの混泳についてはこちらをご覧ください。
サンゴとの混泳
サンゴとの混泳は NGです。
冒頭にもお話をしましたが、ヘラルドヤッコはサンゴを食べてしまうケントロピーゲ亜属のヤッコのため、サンゴとの混泳は避けたほうが無難です。特にハードコーラルのポリプは非常につつかれやすいため、混泳には注意しましょう。
サンゴについての基本的な情報はこちらをご覧ください。
エサ
人工エサ、生エサ両方とも好んで食べます。
導入初期での餌付けは比較的難しいとされていますので、必ず餌付けの済んでいる個体を購入するようにしましょう。
もしなかなかエサを食べてくれないようであれば、最初は冷凍エサをあげて餌付けてから、すこしずつ人工エサを混ぜてあげるといいでしょう。
病気
病気にはあまり強くありません。
水槽への導入初期は特に注意が必要で、最初の1週間くらいは気をつけてあげないと白点病やトリコディナなどの病気にかかってしまいます。
ただし一度水槽環境に慣れればあまり病気にはかかりませんので、慣れるまではしっかりと様子を見てあげるようにしましょう。
まとめ
最後にヘラルドヤッコについてまとめたいと思います!
値段 | 980円~ |
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水温 | 25℃ |
水槽 | 45cm~ |
協調性 | ★★★☆☆ |
餌付け | ★★★☆☆ |
病気耐性 | ★★★☆☆ |
飼育難易度 | ★★★☆☆ |
おわりに
さてさて今回は綺麗な青色の体食をしたヘラルドヤッコについてお話をしました!
ヘラルドヤッコは導入初期の餌付けだけしっかりできれば、その後の飼育は特に難しいことはありません。比較的簡単に飼育できるヤッコとして人気の種で、初めてヤッコを飼育する方にもオススメできる種です!











