センジュイソギンチャクの飼育方法!【餌・水流・水質・光・毒・クマノミ】





どうもヤスです!

今回はイソギンチャクの中でも非常に人気の高い『センジュイソギンチャク』についてお話をしたいと思います。

センジュイソギンチャクは多くのクマノミが共生してくれるイソギンチャクで、クマノミとの共生をみたいのであればセンジュイソギンチャクが非常にオススメです。

また非常に丈夫な種なので、飼育環境さえしっかり整えることができれば初心者の方でも長期飼育することができます。今回の記事を読んでいただき、ぜひセンジュイソギンチャクの飼育にチャレンジしてみてください!



 

センジュイソギンチャクについて

センジュイソギンチャクは細長い触手が高密度で生えているイソギンチャクで、丈夫な部類に入る飼いやすい種類です。

非常に人気の高いイソギンチャクで、大型のセンジュイソギンチャクとクマノミが共生する姿は非常に美しく、その見た目は圧巻です。またセンジュイソギンチャクは世界各地に生息し、インドネシア、マニラ、スリランカ、日本など様々な場所に存在しています。

カラーバリエーションは褐色をベースに、グリーンやパープルの個体もあり、さらに触手の先端の色違いなど非常に多くの種類があります。

 

センジュイソギンチャクの購入・値段

センジュイソギンチャクはネットまたはアクアリウムショップで購入することができます。

センジュイソギンチャクが比較的丈夫な種ですので、ネットでもショップでもどちらで購入しても問題ないと思います。ただし水質変化には非常に敏感な生き物のため、できればショップで購入した方がいいでしょう。

センジュイソギンチャクを購入する際は必ず国産を購入しましょう。外国産の個体は薬物を使用して採取していることが多く、入荷時点で弱ってしまっていることが多いです。外国産の個体は長くても1ヶ月持たないと言われています(最近は状態のいい個体も入荷するようになりました)。価格は高いですが、できれば国産を購入するようにしましょう。

値段は以下の通りになります。

ネット購入 6,000~7,500円
ショップ購入 9,800~12,800円

イソギンチャクの中では高価の種です。

通常外国産であれば比較的安価で入手しやすいのですが、センジュイソギンチャクは外国産の個体でも5,000円以上の価格のものがほとんどです。

どうせ高い買い物をするのであれば長生きしてくれる元気な個体を購入したほうがいいと思うので、奮発して国産のセンジュイソギンチャクを購入することをオススメします!



 

センジュイソギンチャクの飼育環境

センジュイソギンチャクの好む飼育環境について確認をしてみましょう!

水質耐性

丈夫ですが注意が必要です。

飼育環境はオーバーフロー水槽での飼育が基本になります。あまり海水魚を飼育しないのであれば、外部フィルターでも問題なく飼育することができます。

硝酸塩の蓄積には注意が必要です。他のイソギンチャクに比べ、栄養塩に対する耐性は低いです。導入する前に必ず試薬を使用し、栄養塩が少ないことを確認してから招き入れるようにしましょう。

またプロテインスキマーは必須だと思ってください。できれば内部式プロテインスキマーの設置が理想ですが、難しければマメスキマーとタンパク質除去マットを合わせて使用する形でも飼育はできます。

60cm以下の水槽であればギリギリマメスキマーだけでも飼育できると思いますが、その際は海水魚は1〜2匹程度に抑え、2週間に1回は水換えをするようにしましょう。

光の強さ

光はLED照明で十分飼育可能です。

自然界では他のイソギンチャクに比べ、比較的深いところに生息しているため、イソギンチャクの中では弱い光量の中で飼育できる数少ない種です。そのためLED1灯でも大丈夫だと思いますが、栄養不足に陥ってしまう可能性も考えると2灯は用意してあげるといいかもしれません。実際に飼育した際に調整をすることをオススメします。

また深場に住んでいることもあり、光の色はブルー系灯が強い方が好みかもしれません。ホワイトだけではなく、ブルー系灯の色が入っている照明を選ぶようにしましょう。

メタハラは光が強すぎる可能性がありますので、LEDや蛍光灯での飼育をオススメします。

 

水流の強さ

非常に強めの水流をランダムに起こすようにしましょう

強めの水流を好む傾向がありますので、触手全体が揺れる程度の波を起こせるように水流ポンプをセットしましょう。できるだけ左右にうねるような水流を起こせるようにセットすることが理想です。もし他のイソギンチャクと混泳させる場合は、水流の強さを変えずにイソギンチャクのセットする場所を変えると良いでしょう。

特に大型のイソギンチャクは水流が原因で弱ってしまうことが非常に多いです。全体的にしっかりと揺れるように水流を設定しないとストレスを感じてしまい、弱ってしまうことが非常に多いです。

イソギンチャクの状況を確認して、少し嫌がっているような様子が確認できるようであれば水流の向きを変えたり、強さを変えてみるといいでしょう。

水流の作り方についてはこちらをご覧ください!

給餌の必要性

基本的には与える必要はありません

イソギンチャクは体内に褐虫藻を飼育しており、褐虫藻が光合成で得るエネルギーを利用して生きています。そのため光が適切な強さであれば餌はあげる必要はありません。

触手が縮んで戻らない場合は、栄養が足りていないことが原因の場合が多いですので、その際は光を強くするなど工夫をしてみましょう。それでも戻らない場合はエビやアサリのむき身などを細かく刻んで与えるようにするといいでしょう。

ただし成長に必須なビタミン剤などは与えた方がいいでしょう。

 

飼育環境まとめ

ではセンジュイソギンチャクの飼育環境についてまとめたいと思います。

項目  弱ーーーーーーーー強
水質耐性  □□■■■□□□□
光の強さ  □□□■■■■
水流の強さ  □□□■■■■□□
給餌の必要性  □□□□□□□□□
飼育難易度  □■■■■□□□

 

センジュイソギンチャクの移動

イソギンチャクの中では比較的動き回る種です。

そのためサンゴを飼育している水槽などではサンゴイソギンチャクの移動で落下してしまうことがあるため、できるだけ最初から好みの場所にセットする必要があります。

センジュイソギンチャクの好みの場所はガラス面やライブロック表面です。なのでまずはライブロックの活着しやすい場所においてあげるといいかもしれません。気に入らないと移動してしまいますので、最初のうちは少し観察してあげるといいでしょう。センジュイソギンチャクはイソギンチャクの中でも特にガラス面につきやすいイソギンチャクなので、もしガラス面前面についてしまった場合は優しく剥がしてセットし直しましょう。

 

毒性

毒はあまり強くありません

そのためハタゴイソギンチャクやイボハタゴイソギンチャクのような毒性の強いイソギンチャクとの接触には注意しましょう。接触してしまうと毒性の弱いサンゴイソギンチャクは死んでしまいますので、接触しないように設置場所を選ぶようにしましょう。

サンゴやイソギンチャクだけではなく、ハギ類も毒には弱いため、海水魚が接触しないように水槽のサイズを考えてイソギンチャクを購入するようにしましょう。



 

クマノミとの相性


サンゴイソギンチャクと相性のいいクマノミは、カクレクマノミハナビラクマノミセジロクマノミです。ここに紹介したクマノミでなくても、センジュイソギンチャクは非常に多くのクマノミと共生してくれます。

スパインチークアネモネフィッシュは共生することは少ないですが、クマノミやハマクマノミも共生してくれることがあります。私が以前飼育していたクマノミもセンジュイソギンチャクと共生していました。

クマノミとイソギンチャクとの共生は個体によって違いがあります。そのため共生を見たいのであればまず店員さんに聞いてみることをオススメします。

 

温度

適温は24℃~29℃です。

イソギンチャクは海水魚に比べて高温を好む傾向があります。外国産のセンジュイソギンチャク29℃近くになっても元気にしていることが多く、むしろ低温よりも元気に開いていることが多いです。

国産のイソギンチャクは外国産のイソギンチャクほど高い水温は好まず、25℃くらいの水温を好む傾向があります。

ただし急激な温度変化には弱いため、冬場だけではなく夏場の温度変化には注意して、ヒーターやクーラーはしっかりと設置するようにしましょう。

 

おわりに

さてさて今回はセンジュイソギンチャクについてお話をしました!

センジュイソギンチャクは丈夫で、飼育環境にも強いため、初心者の方にもオススメできるイソギンチャクです。ただし水流には若干うるさいところがあるため気に入らないと動き回ってしまうことがありますので、設置する場所には注意しましょう。

もし価格が高く手が出しづらいのであれば、サンゴイソギンチャクから挑戦してみましょう。サンゴイソギンチャクが元気に飼育できるようであれば環境としてはセンジュイソギンチャクも飼育できる環境は整っていると思います。あとは水流の強い好みそうな場所に置いてあげれば大丈夫です。









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