サンゴ飼育に理想の水質は?SPSやLPSの飼育にベストな硝酸塩やリン酸塩の濃度は?





どうもヤスです!

今回はSPSやLPSなどのサンゴ飼育に最も大切な要素である『理想の水質』についてお話をしたいと思います。

サンゴの飼育に求められる水質の条件は、海水魚だけを飼育する条件に比べて圧倒的に難しいとされています。サンゴは水質に非常に敏感な生物のため、汚れた海水の中では長生きすることができません。

そんなサンゴでも『ソフトコーラル』『LPS』『SPS』と大きく分けて3つの種類があり、それぞれの種類によって求められる水質の条件も異なってきます。

ではそんなサンゴ飼育に求められる水質はどれくらいなのでしょうか。今回は『硝酸塩』『リン酸塩』『カルシウム』『マグネシウム』『アルカリニティ』の5種類の指標を用いて理想の水質をご紹介したいと思います。

ちなみにアルカリニティとは海水内に含まれるアルカリ成分の量を指します。アクアリウムの世界ではpH変化の緩衝能力値としてとらえられており、アルカリ度が高ければ高いほど、pHを維持する能力の高い水質であるといえます。

記事の最後に水質調整剤と測定するための検査キットのご紹介をしますので、今後サンゴ飼育を考えている方はご紹介する商品も是非購入することをオススメします。



 

ソフトコーラル


ソフトコーラルはサンゴの中でも比較的水質には優しい方で、オーバーフロー水槽であれば問題なく飼育できることが多いです。

ただし海水魚を多く入れすぎてしまうと海水の汚染速度が速くなりますので、水槽の大きさに応じて飼育数を決めましょう。30cm〜45cmであれば小型の海水魚を2〜3匹、60cmくらいであれば中型1匹に小型3匹くらいが理想です。

ではソフトコーラルを飼育するための理想の水質数値をお伝えします。

硝酸塩 リン酸塩 カルシウム マグネシウム アルカリニティ
1〜2 ppm 0.10〜0.12 ppm 440〜450 ppm 1,300〜1,360 ppm 10〜11 meq/L

 

 

LPS

LPSはハードコーラルの中では飼育しやすい方で、SPSに比べれば水質にも寛容な面があります。

ただしソフトコーラルに比べると求められる水質のレベルは高くなるため、細かい測定と添加剤の投与などを行う必要があります。

LPSを飼育するのであれば、カルシウムリアクターとプロテインスキマーを設置すると水質は非常に安定するため、設置することをオススメします。

ではLPSを飼育するための理想の水質数値をお伝えします。

硝酸塩 リン酸塩 カルシウム マグネシウム アルカリニティ
0.3〜0.7 ppm 0.02〜0.05 ppm 420〜440 ppm 1,200〜1,250 ppm 7〜9 meq/L

 

 

SPS


SPSはアクアリウムで飼育するサンゴの中で最も難しいとされる種類です。

水質に非常に敏感な種が多く、少量の硝酸塩やリン酸塩にも反応し、体調を崩す種類もあります。

そのためSPSを飼育する場合はカルシウムリアクターやプロテインスキマーは必須で、添加剤も様子を見て細かく投与しなければなりません。

また、水槽が大きくない限り海水魚もほとんど飼育できないと思ってください。60cm水槽で小型の海水魚を数匹程度飼育できる程度です。もちろん設備が整っていればこの限りではありませんが、海水魚の数は少ないに越したことはありません。

SPSはサンゴの飼育に慣れた方でも飼育が難しいため、これから初めてサンゴを飼育する方にはハードルが高いかもしれません。

ではSPSを飼育するための理想の水質数値をお伝えします。

硝酸塩 リン酸塩 カルシウム マグネシウム アルカリニティ
0〜0.2 ppm 0〜0.02 ppm 400〜420 ppm 1,200〜1,250 ppm 7〜8 meq/L

 

 

添加剤について

添加剤はサンゴを元気に飼育する上で必須の製品です。

今回こちらではサンゴ飼育に必ず必要になる『主要元素(Ca、 Mg、アルカリニティ)を補う添加剤』『硝酸塩とリン酸塩を除去する添加剤』『サンゴ飼育に必須の栄養素を補充する添加剤』の3種類をご紹介したいと思います。

 

主要元素(Ca、 Mg、アルカリニティ)を補う添加剤


飼育しているサンゴによって求められるカルシウム、マグネシウム、アルカリニティの量は異なります。

もし現在の海水に先程お伝えした程度の量が含まれていない場合、添加剤を投与して主要元素を補充してあげる必要があります。

その主要元素を補充するための商品がレッドシーから販売されている『リーフファンデーションシリーズ』です。種類はA〜Cの3種類あり、それぞれがカルシウム、アルカリニティ、マグネシウムに対応しています。

当然個別にも販売されていますが、これら3種類がセットになっている商品もありますので、今後必ず必要になることを考えるとセット購入がお得だと思います。

 

硝酸塩とリン酸塩を除去する添加剤


硝酸塩とリン酸塩はサンゴにとって大敵です。

これらの成分はできるだけ少なくするに越したことはありませんので、もし現在の海水のこれらの数値が比較的高く出てしまうのであれば、添加剤を使用するのも有効な手段です。

硝酸塩及びリン酸塩を除去するための添加剤はレッドシーから販売されている『NO3:PO4-X』です。

私も常日頃からお世話になっていますが、非常に効果のある添加剤ですので、自信を持ってオススメできる商品です。

 

サンゴ飼育に必須の栄養素を補充する添加剤


サンゴを元気に飼育するためには水質だけではなく、サンゴ自体にも気を配らなければなりません。

サンゴが元気に育つための必要要素として『炭水化物』『アミノ酸』『ビタミン類』があります。これらをサンゴに与えることができるのがレッドシーから販売されている『リーフエナジーシリーズ』です。

リーフエナジーにはA、Bの2種類があり、Aには炭水化物が、Bにはアミノ酸とビタミン類が含まれています。それぞれ個別で購入することができますが、安いものではないので、まずはAとBがセットになっているトライアルパックで効果を確かめてから購入するのもいいと思います。

 

また、もうひとつサンゴを健康な状態で飼育するために必要とされているものがあります。それは『微量元素』と呼ばれる栄養素です。

これらはサンゴの色揚げに関係する大切な栄養素で、サンゴが綺麗に発色するためには31種類の微量元素が必要だと言われています。

それら31種類の微量元素を全て添加できるのがレッドシーから販売されている『コーラルカラーシリーズ』です。

A〜Dまで4種類あり、それぞれで含む微量元素が異なります。こちらも個別で購入すると高くついてしますので、初めて購入する方は4種類セットで購入することのできるトライアルパックの購入をオススメします。

 

 

検査キット


重要なのは水質を検査する検査キットです。当然ながらこれがないと水質チェックはできません。

サンゴを飼育する上で、カルシウムやマグネシウム、硝酸塩やリン酸塩など様々なチェック要素を調べなければなりません。

検査キットは多くのアクアリウムメーカーから販売されていますが、それぞれの要素を検査するためのキットを個々に買っていたら費用もかさんでしまうため、できるだけセットで検査できる商品を購入することをオススメします。

私が普段から使用しているのは『リーフファンデーションプロテストキット』『アルジーコントロールプロテストキット』『コーラルカラープロテストキット』の3種類です。

これら3種類の検査キットがあれば、サンゴ飼育に必要な要素の検査が全て行えます。これ以外にもたくさん検査キットは販売されていますが、レッドシーの添加剤を使用するのであれば、レッドシーの検査キットを使用したほうが親和性は高いので、オススメです。

 

 

 

 

おわりに

さて今回はサンゴの飼育に必要な元素の理想の水質と添加剤、検査キットのご紹介をしました!

サンゴの飼育は奥が深く、安定した飼育方法はある程度確立されていますが、人によって飼育方法や飼育環境は異なります。

そのためこれからサンゴを飼育する方も、すでに飼育している方もご自身の飼育しやすいサンゴの飼育方法を見つけてみてください!









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