ウメボシイソギンチャクの飼育方法!【餌・水流・水質・光・毒・クマノミ】





どうもヤスです!

今回は真っ赤な触手が非常に美しいウメボシイソギンチャクについてお話をしたいと思います。

ウメボシイソギンチャクは通常のイソギンチャクとは違い、普段はあまり日の当たらない岩陰などに群れでくっついて生活しています。

そのため強い光は必要とせず餌も比較的いろんなものを食べるため、初心者の方でも水質が安定していれば飼育することは難しくない種であるといえます。

これからイソギンチャクの飼育にチャレンジしたい方は、まずはウメボシイソギンチャクから始めてもいいかもしれませんね!



 

ウメボシイソギンチャクについて

ウメボシイソギンチャクはその名前の通り、触手を閉じてすぼまった状態がウメボシに似ていることから、ウメボシイソギンチャクと名付けられました。

ウメボシイソギンチャクは丈夫な種で、求める光の強さもLEDで事足りるため、通常の海水魚を飼育する設備で十分飼育が可能です。

またウメボシイソギンチャクは無性生殖なので、長期飼育をしていると小さなウメボシイソギンチャクがライブロックにくっついていることが良くあります。

 

ウメボシイソギンチャクの購入・値段

ウメボシイソギンチャクはネットまたはアクアリウムショップで購入することができます。

ウメボシイソギンチャクは比較的丈夫な種ですので、ネットでの購入でも問題ありません。当然ショップで購入しても良いのですが、あまり入荷数が多いようには思わないので、入荷が待ちきれない方はネット購入をオススメします。

ちなみにウメボシイソギンチャクは国内で自主採取することもできますので、磯の大きめの岩が転がっている場所の日陰をよく観察してみると比較的すぐに見つけることができます。もし海の近くに住んでいる方は是非一度岩場を確認しに行ってみてください!

値段は以下の通りになります。

ネット購入 1,000円
ショップ購入 1,200円

イソギンチャクの中では最も安価な種です。

もともと採取難易度も高くなく、国内各地で採取することができるため、価格も安価なものがほとんどです。

これからイソギンチャクの飼育にチャレンジしようと考えている方は、丈夫かつ安価に手に入るウメボシイソギンチャクは非常にオススメです。

もしご友人などでウメボシイソギンチャクを飼育している方がいれば、無性生殖で子株が増えている可能性もありますので、一度聞いてみるといいかもしれませね!



 

ウメボシイソギンチャクの飼育環境

水質耐性

水質には比較的丈夫な種です。

飼育環境もオーバーフロー水槽ではなく、外部フィルターでも十分飼育が可能です。ただし硝酸塩の蓄積には注意が必要で、元気に飼育するためにはできる限り硝酸塩は水槽内に蓄積させないようにさせ、定期的な水換えやプロテインスキマーの設置をすることがベストです。

海水魚の飼育数も多すぎなければ問題ありませんが、45cm水槽であれば最大3〜4匹、60cm水槽であれば6〜7匹が限度で、この飼育数に近ければ近いほど水換えの頻度は増やした方がいいと思います。

ただしオーバーフロー水槽で内部式のプロテインスキマーを使用している場合は通常頻度の水換えで問題ないと思いますが、念のため定期的な水質チェックをオススメします。

光の強さ

強い光は必要ありません

基本的には20W前後のLED照明が2灯あれば十分飼育可能です。またLED照明でなくても蛍光灯でも飼育可能で、蛍光灯の場合は20Wの蛍光灯を3本ほど設置するといいでしょう。

人によってはブルー系統の照明だけで1年以上飼育した方もいらっしゃるようなので一概には言えませんが、オススメはブルー系とホワイト系を両方用意した方がいいと思います。

もともと岩陰などで生息していることもあって、メタハラほどの強い光は逆に嫌がる傾向があります。もしメタハラを設置している水槽に入れる場合は、ライブロックを影になる場所ができるように組んであげるよいいでしょう。

水流の強さ

一般的な水流で問題ありません

強い水流はストレスになってしまうことが多いです。触手全体が軽く揺れる程度の波を起こせるように水流ポンプをセットしましょう。

水流が弱すぎると衰弱してしまうということは特にありませんが、ライブロックを大量に設置している場合は水流が滞ってしまう場所が出てきてしまう可能性があります。水流の滞りは有害物質の蓄積につながりますので、水槽全体に行き渡るように水流をおこすようにしましょう。

 

給餌の必要性

基本的には与える必要はありません

イソギンチャクは体内に褐虫藻を飼育しており、褐虫藻が光合成で得るエネルギーを利用して生きています。そのため光が適切な強さであれば餌はあげる必要はありません。

ただし給餌すると急速に大きくなるので、大きく育った姿をみたい方は是非給餌をしてみてください。

与える餌は通常販売されているブラインシュリンプやホワイトシュリンプがオススメですが、スーパーなどで市販されているシラスやアサリのすり身などでも問題ありません。

口のところに持っていくとにおいに反応して口を開きますので、スポイトなどで餌を吹き入れてあげましょう。

 

飼育環境まとめ

ではウメボシイソギンチャクの飼育環境についてまとめたいと思います。

項目  弱ーーーーーーーー強
水質耐性  □□□□■■■□□
光の強さ  □□□■■■□□
水流の強さ  □■■■□□□□□□
給餌の必要性  ■■□□□□□□□□
飼育難易度  □□□■■■□□□

 

 

ウメボシイソギンチャクの移動

気にいる場所が見つかるまでは動き回ることが多い種です。

ウメボシイソギンチャクは基本的にはライブロックに活着することが多いですが、気に入れば底砂にも活着します。ただしパウダー状の底砂はあまり好まないため、ある程度粒の大きい底砂も混ぜて敷いてあげるといいでしょう。

ちなみに場所が気に入らないとガラス面やオーバーフローパイプなど場所を問わずくっつくため、フィルターの吸い込み口などに巻き込まれないように気をつけましょう。

 

毒性

比較的強めの毒を持っています

強い毒を持つイボハタゴイソギンチャクとの接触はダメージを負ってしまうことがあり、逆にその他のイソギンチャクをと接触した場合はダメージを与えてしまう可能性があります。イソギンチャクだけではなく毒性の弱いサンゴなどもダメージを負ってしまいますので、接触しないように設置場所を選ぶようにしましょう。

またヤッコやハギ類などの毒に弱い海水魚は触れてしまうと死んでしまうことがあります。大きめのイソギンチャクを飼育するのであれば水槽の大きさも考えて飼育しなければなりません。


 

クマノミとの相性


ウメボシイソギンチャクにはあまりクマノミは入りません

以前私がウメボシイソギンチャクを飼育していた時は、カクレクマノミとクマノミは全く入ってくれませんでした。おそらくウメボシイソギンチャクが小さかったのも理由でしょうが、相性はあまり良いようには思えませんでした。

大型のウメボシイソギンチャクであれば共生する姿も見れることがあるようですが、可能性としては低いと思っていただいた方が良いと思います。

 

温度

適温は23℃~25℃です。

イソギンチャクは海水魚に比べて高温を好む傾向がありますが、ウメボシイソギンチャクは海水魚同様の水温を好みます。

水温が28℃を超えてしまうと元気が無くなってしまうことが多いため、夏場の水温上昇には気をつける必要があります。必ずクーラーとヒーターは設置し、水温を一定に保てるようにするようにしましょう。

 

おわりに

さて今回はウメボシイソギンチャクについてお話をしました!

繰り返しになりますが、ウメボシイソギンチャクは丈夫かつ安価で手に入るため、イソギンチャクの入門種としては非常にオススメできる種です。

これから海水魚だけではなくサンゴやイソギンチャクの飼育にチャレンジしていきたい!と考えている方是非飼育にチャレンジしてみてください!










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