どうもヤスです!
今回はこれからアクアリウムを始めようと考えている方向けに、基本の基本として『海水魚』と『淡水魚』の違いや、熱帯魚についてお話をしたいと思います!
海水魚と淡水魚のどちらを選ぶかによって揃える設備や購入する魚の種類が異なってきますので、これからアクアリウムを始める方にとって非常に大切な選択になります。
今回の記事を読んでどちらを飼育したいのかをじっくり考えてもらい、後悔のない選択をするようにしましょう!
熱帯魚ってなんだろう
さてまずは熱帯魚についてお話をしたいと思います!
熱帯魚とは『熱帯地域に生息し、観賞用として飼育される魚』を指します。つまり観賞用としてアクアリウムで飼育される種はだいたい熱帯魚と呼ばれます。
熱帯魚には主に『海水魚』と『淡水魚』の2種類が存在し、それぞれ住む環境や体内構造が異なります。
では次に海水魚と淡水魚の違いについてお話をしましょう。
海水魚と淡水魚の違いってなに?
では海水魚と淡水魚の違いについてお話をしたいと思います。
海水魚と淡水魚の大きな違いは住んでいる環境です。海水魚はその名前の通り海水に住んでいる魚で、淡水魚は塩分を含まない水域に住む魚です。いたって単純ですね。
そして住む水域が異なれば当然体の構造も異なります。
体の構造で異なるのは塩分の調節機能です。淡水魚は体内から塩分を排出しないようにする体内機能を持ち、海水魚は逆に体内から塩分を排出する体内機能を持つのですが、どちらの種もそれぞれの機能のみを持つため、それぞれ住む地域が制限されてしまうわけです。
淡水魚は主に川や湖に生息し、海水魚は当然のごとく海に住んでいます。しかし中には鮭のように時期によって住む場所が淡水域から海水域に変わる魚もいます。
淡水魚と海水魚の共生はムリ?
さて海水魚と淡水魚の共生ですが、結論からお話すると『可能』なんです。
もちろん淡水魚は濃い塩分濃度の水の中では生きることができませんし、海水魚も薄い塩分濃度の水の中では生きることができません。
しかしお互いが影響を受けない絶妙な塩分濃度に調整することで、淡水魚と海水魚を共生させることができるんです。
ただこれを自宅でやるのは非常に難しく、塩分濃度調整に加えて、それぞれの魚が健康にいきられるために必要な栄養素を添加しなければなりません。これを常に意識して飼育するのは至難の技です。
研究員の方がこの絶妙な調整をすることで初めて成立する共生ですので、これからアクアリウムを始める方は海水魚または淡水魚どちらかを選ぶようにしましょう!
海水魚の特徴は?
さてここからは淡水魚と海水魚に分けて、それぞれ特徴をお話ししたいと思います。
海水魚は先ほどお話をした通り、海水に住む魚です。なので海水魚を飼育するためには海水を用意する必要があります。そのため海水の濃度調整や酸素不足を補うために様々な対応が必要になりますので、飼育難易度は淡水魚よりも高くなります。
海水魚は淡水魚と違い、赤や青、黄色や緑など色鮮やかな種が非常に多く、ブルーホワイトの照明で照らされるその姿は目を見張るものがあります。
また海水魚水槽では海水魚だけではなく、イソギンチャクやサンゴも飼育することができますので、様々な生体を飼育する楽しみを味わうことができます。
飼育難易度は高く最初は苦労するかもしれませんが、その先に待つ安定した海水魚水槽はあなたの生活を癒す素晴らしいものになりますので、是非海水魚飼育にチャレンジしてみてください!
淡水魚の特徴は?
淡水魚は主に川や湖に住む魚で、淡水地域に生息する魚を指します。
そのため飼育する際は海水魚の海水のような特別なものを用意する必要がなく、水草を飼育する場合は酸素も供給してくれるので、海水魚よりも飼育難易度は低いと言われています。
淡水魚は海水魚に比べて地味な見た目の魚が多いですが、その地味な見た目が好きな方も多く、また海水魚飼育では難しいとされる複数飼育や混泳が容易なため、小さな魚の群泳などを観賞したい方には淡水魚が向いているかもしれません。
淡水魚を飼育される方のほとんどが、水草による水槽内のレイアウトにこだわっており、淡水魚飼育の楽しみはここにあるといっても過言ではありません。
世界水草レイアウトコンテストというイベントが毎年開催されており、そこに入賞する作品のレイアウトは圧倒される美しさを誇ります。もし淡水魚飼育をされるのであれば是非水草のレイアウトにこだわって飼育されることをオススメします!
おわりに
さて今回は熱帯魚についての解説と、海水魚や淡水魚の違いについてお話をさせて頂きました!
いかがでしたでしょうか!今回の記事を読んで海水魚と淡水魚のどちらを飼育するか決められましたでしょうか。
最後に海水魚と淡水魚の違いについてまとめたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください!(横スクロールができます)
海水魚 | 淡水魚 | |
飼育難易度 | 高い | 普通 |
飼育できる生物の種類 | 海水魚、イソギンチャク、サンゴ、エビ、貝類 | 淡水魚、水草、エビ、貝類 |
初期費用 | 淡水魚よりも高い(必須器具が多いため) | 海水魚よりも安い |
飼育する魚の特徴 | 地味な種類から色鮮やかな種類まで | 基本的に地味 |
オススメのタイプ | 派手な魚が好きな方、サンゴ水槽を作りたい方 | 地味な魚が好きな方、水草レイアウトをしたい方、群泳をみたい方 |